Art Coupe Masterclassの個別無料相談会で、女性が笑顔で相談者と話している様子

いろんな方とパンのお話するのがたまらなく楽しい!

ここ数週間にわたり、数名の方と Art Coupe Masterclass の個別無料相談会を行いました。

講座に関心を寄せてくださった方々とお話しして、あらためて感じたことがあります。

皆さんに共通していたのは、パンづくりが好きで、なおかつ好奇心と探究心にあふれていること。

焼いてみたいパンのイメージを持ち、それを実現したいという強い気持ちをお持ちでした。

サワー種を使ったパンを焼いている人が周りにおらず、寂しい思いをしていた昔の私がこの状況を知ったら、きっととても喜ぶと思います。

自分の好きなものを共有できる仲間がいるというのは、なんて幸せなことだろうと感無量。

いろんな方のパンづくりへの向き合い方や想いを聞かせてもらい、私自身の心も満たされる、そんな時間でした。

だからこそ、ただ「なんとなく焼けた」ではなく、“自分のイメージ通りのパン”を作れるようになってほしい。そんな思いが自然と湧き上がりました。

会話の中には、何度でもチャレンジしてパンを焼き続ける、そんな前向きな探究心があふれていました。

私自身、長くパンを焼いてきて思うのは、パンづくりは技術だけでなく、“自分と向き合う時間”でもあるということ。

生地の様子を観察しながら、少しずつ積み重ねていく過程の中で、気づけば自分の在り方まで整っていく。

慌ただしくタスクに追われる忙しい毎日の中でも「パンを焼きたい」と思えること。それこそが、パンづくりの魅力なのかもしれません。

この Masterclass では、技術の習得だけでなく、その背景にある「焼きたい自分」を大切にしています。

慌ただしい毎日でも、「知りたい」「できるようになりたい」と思う気持ちがある。その純粋な気持ちこそ、学びの原動力になると感じています。

無料相談会を通して感じたのは、みんなそれぞれに背景やストーリーを持っていて、パンづくりがその人の人生とつながっているということ。

この講座が、その想いをかたちにするきっかけになれば――そんな願いを、あらためて強くしました。

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