憧れの「かっこいいエッジ」を立てる!クープナイフの使い方のコツ

サワー種(自家製酵母)を使ったハードパン作り。

発酵も上手くいき、いざオーブンへ!……と期待したのに、焼き上がったパンのクープ(切れ込み)がのっぺりしてしまい、「あのカッコいいエッジ(耳のようなめくれ)が立たない…」と落ち込んだ経験はありませんか?

「ナイフがいけないのかな?」と、色々なクープナイフを買い集めて試したことがある方も多いはず。実は私もかつて、何本もクープナイフを持っていました(笑)。

でも実は、ナイフの種類や性能よりも、「切り方のコツ」に秘密があったんです。

今回は、Instagramのリール動画でも反響の大きかった、「パン屋さんのような、かっこいいエッジを作るための2つのポイント」を詳しく解説します。

🥖 ポイント1:1回で切らない!「切ったあとに削ぐ」

エッジというのは、オーブンで焼いている時に生地が「めくれる」ことによって生まれます。つまり、めくれやすい状態を作ってあげることが一番の近道です。

そこでおすすめしたいのが、クープを2回に分けて入れること。

  1. 1回目のクープ(角度 30度〜45度): まずは通常通り、生地に対して30度〜45度くらいの角度を意識して、すっと切れ込みを入れます。

  2. 2回目のクープ(角度 15度くらいで削ぐ!): ここが最大のポイントです!

    1回目で切った溝に沿って、さらに刃を寝かせ(15度くらい)、表面の生地を「削ぐ」ように刃を滑らせます。

こうして刃の角度を浅くして削いでやることで、生地の「めくれる部分」が薄く、そして多くなります。この状態の生地を高温のオーブンに入れると、薄く削がれた部分が熱で一気にグッと立ち上がり、あのカッコいいエッジになるんです!

🥖 ポイント2:「できるだけ新しい刃」を使う

2つ目のポイントは、とてもシンプルですが見落としがちなこと。それは「切れ味の良い新しい刃を使うこと」です。

ハードパン、特にカンパーニュなどの水分を多く含む生地(高加水生地)は、とても柔らかくて刃が引っかかりやすく、扱うのが難しいですよね。

何度も使って切れ味が落ちた刃を使っていると、生地が引っ張られてしまい、せっかくの「めくれる部分」が綺麗に作れません。

クープを入れる時は、もったいぶらずにできるだけ新しく、切れ味の良い刃を使うようにしましょう。スッとストレスなく切れる刃を使うだけで、仕上がりが劇的に変わりますよ。

🥖 おわりに

いかがでしたか?

  • 切ったあとに、刃を寝かせて「削ぐ」

  • 切れ味の良い「新しい刃」を使う

この2つを意識するだけで、おうちのオーブンでも、パン屋さんに並んでいるようなカッコいいハードパンが焼けるようになります。

次回のパン作りの時に、ぜひ試してみてくださいね!焼き上がりのオーブンを開ける瞬間が、もっともっと楽しみになるはずです。

💡 Instagramでもパン作りの動画を発信中です 今回ご紹介した「削ぐ」時のナイフの角度や手の動きなど、実際の動画で見たい方は、ぜひ[Instagramのリンク]からリール動画をチェックしてみてください!


「元気な種」を自宅で育てる7日間(無料)

日本アートクープ協会のニュースメールでは

サワー種✖️高加水アートクープカンパーニュを家庭で美味しく焼くヒント
7日間で自家製サワー種レシピ&8日目本格ピザのレシピと動画をプレゼント🎁
をお届けしています。

見逃さないようぜひ登録してくださいね。

次へ
次へ

レシピの束縛から解放される。サワー種に隠された「見えない水分」と、真のベーカーズパーセント