ぺたんこカンパーニュの原因は「バヌトンのサイズ」かも?
発酵が上手くいっているはずなのに、焼き上がりが平べったくなってしまう…。その原因は、もしかすると「バヌトン(発酵かご)の大きさが生地に合っていない」ことにあるかもしれません。
カンパーニュ作りではおなじみのオーバル型や丸型のバヌトンですが、生地に対してバヌトンが大きすぎると、どのようなことが起きるのでしょうか?
これは例えるなら、「自分の体よりダボダボの服を着ている状態」です。 ダボダボの服を着るとシルエットが横に広がって見えてしまうように、パンの生地もバヌトンの広い空間に沿って横へ横へと流れていってしまいます。
すると、せっかく成形の時に表面をピンと張らせても、焼成する頃には生地が外側に流れ、表面もダレてしまうのです。これが「ぺたんこパン」になってしまう大きな理由の一つです。
救世主はまさかの「100均のパウンド型」!
体にフィットした服を着ると縦のラインがシュッと引き締まるように、パンの生地も自分にぴったりのサイズの型に入れてあげることが大切です。
そこでおすすめしたいのが、なんと100均で手に入る「パウンド型(パウンドケーキ型)」です!
なぜパウンド型が良いの?
パウンド型は一般的なバヌトンに比べて容量が小さく、幅もスリム。 そのため、発酵させた生地を入れると、生地が横に流れる隙間がありません。
横に広がれない生地は、自然と上に向かって膨らむ力を蓄えます。その結果、型から出した時点で既に、高さを保った理想的なフォルムが出来上がっているのです!横流れしないため、成形時の表面の張りもしっかりキープされたままオーブンへ入れることができます。
「いつも横に広がってしまう…」という方は、ぜひ騙されたと思ってパウンド型での発酵を試してみてくださいね。
美しいキャンバスに、あなただけのアートクープを
生地が高く立体的になると、クープ(切れ込み)もパカッと綺麗に開きやすくなり、焼き上がりのかっこよさが格段にアップします!
立体的で美しいカンパーニュは、まさにアートクープを描くための最高のキャンバス。思い通りのフォルムが焼けるようになれば、パン作りがもっともっと楽しくなるはずです。
あまり知られていないこの裏技、ぜひ次回のパン作りで実践してみてください!
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日本アートクープ協会 くみ