デニムジャケットを着た学生が、腕に数冊の本を抱えてイヤホンを付けながら歩いている様子。

一般社団法人日本アートクープ協会が大切にしている「探求と表現の自由」「ゆるやかなつながり」「失敗を恐れず試す文化」。

その価値観を象徴するような、大切な大切な節目を迎えました。
0期モニター生として3名の方が正式に決まり、アートクープの学びを共につくり上げていく最初の仲間が集まりました!!!!

ここからは、今回の募集に至るまでの歩みと、私自身が心から感じた喜びを、少し振り返らせてください。


モニター募集の歩みを振り返って

今回の0期募集は、10月中旬にまずニュースメール登録者の方への「先行案内」から始まりました。
私はとってもサワードゥが好きだけれど、同じように好きな人はいるのだろうか、学びたい人はいるのだろうかととてもドキドキしていました。

木のテーブルでノートに文字を書きながら、もう一方の手で軽食を持っている人物の手元の様子

その後、協会の公式ホームページが完成し、講座の全体像をようやくお見せできるようになり、続けて無料相談会の受付がスタート。

準備を重ねてきた数ヶ月間。サワードゥのことばかり考え、どうやったらオンラインでわかりやすく伝えられるかと試行錯誤の毎日。振り返ると、私にとっても濃い特別な時間でした。


無料相談会で感じた「アートクープをやりたい」という純粋な熱

無料相談会では、本当にたくさんのお話を伺いました。

「クープを入れるのが難しい」

「サワードゥは難しいけれど惹かれる」

「独学では限界が見えた」

「いつか自由にアートクープを創作したい」

「技術を体系的に学びたい」

ひとりひとりの“やりたい”という気持ちが画面越しでもしっかりと伝わってきて、お話ししながら私のテンションも爆上がりです。だって、こんな話ができる人が周りにいなかったから。。

そして一番感じたのは、パン作りにその人の暮らし、人生、価値観が滲むということです。だからこそ、相談会で交わした言葉の一つひとつがとても大切に感じられました。


講座がより良くなるという喜び

葉と枝のアートクープを刻んだサワードゥのブールが、力強く開いたクープとともに美しく焼き上がっている様子

今回の講座は、できるだけわかりやすくお届けできるようにと、動画や資料を丁寧に作り上げてきました。

とはいえ、実際に受講される方の視点に立つと、

「ここをもっと知りたい」
「この手順はどう意味があるの?」
「これは他のやり方でもいい?」

と、さまざまな疑問が生まれます。

その“気づき”を受け取るたびに、講座をさらにブラッシュアップすることができ、私自身、心からうれしく、感謝の気持ちでいっぱいになります。だって自分だけじゃ絶対にわからないから。

講座は、作る側だけでは完成しません。学んでくださる方が一緒に育ててくれるものなのだと、改めて実感しています。本当にモニターさんには感謝です🙏


サワードゥが好きという一点突破で生まれる世界

狭い赤い岩の峡谷を、スマートフォンで撮影している人物の手元の様子。

私はこれまでずっと、「サワードゥの話や、クープの悩みを気兼ねなく共有できる人が近くにいない」そんな寂しさを抱えながらパンを焼いてきました。

けれど今回、0期モニター生の皆さんとお話しする中で、その寂しさがふっと消える瞬間が何度も訪れました。

サワードゥが好きという、ただそれだけの一点突破で、まったく違う場所に住む人とつながり、「わかる!」と笑い合える。
いや〜、こんなに幸せなことってないです♡(オンラインってすごい)

普通に暮らしていたら出会うことのなかった方々と、パン作りを中心にあたたかい輪が広がっていく。それがたまらなく嬉しいのです!

学びはいつも孤独ではなくて、むしろ誰かと共に歩むことで、より深く、より豊かになっていくのだと強く感じました。
Art Coupe Masterclassでは受講生同志のコミュニティを通してそんな温かい場所を作りたいと思っています。


アートクープでひらく未来

今回0期モニターとして集まってくださった3名は、“最初の挑戦者”として、アートクープの世界を照らしてくれる存在です。

「おっ、やってみたい!」そう思ったその瞬間、もうすでに一歩は始まっています。

Art Coupe Masterclassの次回募集は、2026年3月予定です。ウェイトリスト登録者の方へ優先的にお知らせいたします。

ウェイトリストに登録

編みかごに盛られたサワードゥのブールとハード系パンの盛り合わせを、エプロン姿の人物が両手で持っている様子。

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